初めてのMVNO 〜mineoで月末に手続きしてちょっとお得

この夏の初め頃から本気でMVNOに移行しようかな、、、と考えていました。
2年前にXperia(sol21)にしてから、毎月端末代抜きでも6千数百円払っていました。
ちなみに、ガラゲーのときは3千円ちょっとでした。

ガラゲーのときと比べて外でインターネットに接続している時間が倍も長くなった訳でもないのに通信料が倍になるのはどう考えても納得ができません。

auも色々なプランを用意していますが、どうも私に合う(納得のいく)プランは無さそうです。

MVNOを考えるようになってから色々調べてみたのですが、通信料だけを比べれば各社そんなに極端に違うことは無いようです。
まあ、ほとんどがDoCoMoの回線を使っていますから当然ですが。。。

ということで、ちょっと前からBiglobeの「うれスマ(電話番号付)」に決めていたのでした。
理由は、

  • そこそこの端末に替えたい(少なくとも現行Xperia以上)
  • 当然MNPが前提
  • テザリングが必要

という条件に合っていたからです。
それと、自宅でのプロバイダーがBiglobeと言うこともありました。

先月の末になって、いよいよMVNOへの変更手続きを行おうとおもって、「うれスマ」のホームページを覗いてみたら、、、

という表記が、、、、
選べる端末は、LG G2 miniとか言う端末の一択です。

端末については、別に最新のフラッグシップがほしかったわけではないのですが、さすがに今まで使っていたXperia(sol21)より見劣りするようでは後悔しそうです。

他のMVNOで端末付のプランを見ても、どうもイマイチな端末しか選べないようです。

じゃあ、SIMフリーか白ロムで

ちょっと困惑しつつ、SIMフリー端末か白ロムを選択肢にいれて調べてみると、まず、SIMフリー端末は海外の安価な物しか日本では手に入らないと言うことが解りました。
ちなみに、私は、割と本気で日本製の端末が一番だと信じている人間です。

次に白ロムについてはちょっとリスクはあるものの、日本製の端末がよりどりみどりです。

インターネットで”白ロム”とかのワードで色々検索していると、たまたま”テザリング”という言葉が引っかかりました。
ちょっと気になって調べてみると、なんと、DoCoMoの白ロムではテザリングができないと言うことが解りました。
この辺は、こちらでよく纏まっています。
http://shirorom-sumaho.com/mvno-tethering-android/
結論だけ抜き出すと、テザリングについては、

と言うことらしい。
docomo MVNO + ドコモ端末の白ロム”というのが一番ありそうな組み合わせなのですが、その組み合わせでテザリングができないとは、、、
それとも、MVNOをお使いの皆さんは、テザリングなんか使えなくても全然かまわない人たちが多いのでしょうか?

とにかく、私としてはテザリングが使えないと困るので、他の組み合わせで考えるしかありません。
初めてのMVNOなので白ロムのリスクはできれば避けたい、でも、入手可能なSIMフリー端末は現行のXperiaと比べてもイマイチ、、、でちょっと行き詰まってしまいました。

auMVNOは?

MVNOの事業会社そのものについては特にこだわりは無かったので、回線がDoCoMoであろうとauであろうと特に意識していなくて、MVNOで調べるとDoCoMoの回線をつかっている会社ばかりがヒットするので、auの回線を使っているMVNOの会社の存在も知りませんでした。

でも、テザリングについて調べていると、回線にしても端末にしても”au”という言葉がキーになるようなので、試しに”au MVNO”と言うワードで検索してみた結果、今回のmineoにたどり着いたのでした。

mineoのプランを見てみると結構シンプルで、基本的には、

  • データ通信のみか、音声付きか
  • 端末の有り無し
  • データ容量は、1GB、2GB、3GB

の組み合わせです。
特徴としては、

  • 端末は、DIGNO® M かAQUOS SERIEを選べる
  • もちろんmnpはOK
  • テザリングももちろんOK
  • 余ったデータ容量を繰り越せる *ここちょっとうれしい(後述)
  • LaLaコールというIP電話が基本料金が無料で使える

と言ったところです。

と言うことで、早速mineoへの切り替えを行ったのでした。

mnp予約から回線切り替えまで

auの場合、mnpの予約は電話かショップで行います。
色々引き留め工作があるのかな、、、とちょっと緊張して電話してみると、思いの外すんなりと予約できました。
おまけに、「今日中にLTEネットとLTEフラットの解約も行いますか?」などど親切なことを言ってくれます。
つまり、”今日”は月末で、LTEネットとLTEフラットの料金は日割り計算ではないので、明日以降の解約(来月)になると、たとえ1日でも1ヶ月分の料金が請求されます。
ちなみに、解約日はmnpの切り替え日になります。
私としては、特に月末日を意識して電話をしたわけでは無かったので正直このことは頭に無く、この申し入れには喜んでお願いしました。(担当のおにいさん、ありがとう)

mnp番号を受け取り、mineoにはその日のうちに申し込みました。
プランは、

  • デュアルタイプ(データ通信+090音声通話)、端末有り(DIGNO® M)、基本データ量1GB
  • 端末DIGNO® M:48,000円
  • 通信:1,590円/月

です。
契約は、1年縛りです。
説明によると、端末DIGNO® Mとsimは1週間ほどで届くとのことです。

、、、が、実際には、次の次の日(2日後)に届きました。。。

何か、良い意味で裏切られっぱなしです。。。

mnpの切り替えもすんなり終了。
端末の設定(APNの設定)も、デフォルトで設定されており何も入力することはありませんでした。

端末のことなど

届いたDIGNO® Mは、auの端末そのものです。
正直、デザインはあまり好みではありません。
何か、昔のiPhoneiPodをそのまま大きくしたような、、、
私は、もう少し小さくてXperiaのようにカチッとしたデザインが好きなのです。

DIGNO® Mの特徴として、薄い・軽いと言っているので、実際に重量を量ってみました。
 

  • DIGNO® M:135グラム
  • Xperia(sol21);120グラム

まあ、軽いとは言ってもXperiaにはかないません。

auそのものの端末なので、auのアプリがそのまま入っていますが、当然使えません。
しかも、その中でアンインストールできるアプリはほんの1個か2個だけです。
非常に面倒なのですが、手動で無効にするしかありません。

mineoは通信データの繰り越しができるのですが、月末日に契約したせいで、初期のデータ通信容量が2GBでした。

これは、ちょっとうれしい誤算でした。

Xperiaの液晶の色味はちょっと青色が強かったのですが、DIGNO® Mは黄色っぽいです。
これが結構気になっているのですが、そのうち慣れるでしょう。

と言うか、Xperiaはこんなに暗かったのね。。。

また、Xperia(sol21)に比べさすがに基本性能は上がっていて、フルHDの動画もスムーズに表示できました。
そんなことは当たり前だとか言われそうですが、Xperia(sol21)ではそもそもフルHDの動画は起動すらできませんでしたので、私にとっては大きな進化です。

大きさについては、5インチと言うことで、片手での文字入力はきついです。
でも、キーボードをフローティングにできるので左側に寄せれば(私は左手持ちです)なんとかなります。

細かいところでは、ストラップ用の穴が無いので、ケースを購入しました。

まあ、一年落ちの端末ですが、今までのXperiaに比べれば動作もサクサクで快適です。

まだ、LaLaコールとか他の機能は使っていない物が多いのですが、少しずつ使っていこうと思います。