私は虫が苦手です。
あの表情のない顔や、同じ地球上の生物とは思えない運動能力を考えると、どうしても好きになれません。

でも、写真に撮ってよくよく見ると、中には愛嬌があるように見えたり結構綺麗な羽を持っていることを発見する事があります。

バッタ


トノサマバッタとショウジョウバッタの子供でしょうか。
一生懸命に隠れようとしています。。。
子供のころ、よく近くの山でバッタ捕りをしていました。
そのときに、特に大物と思われていたのがショウジョウバッタでした。
子供には大きなショウジョウバッタはちょっと恐ろしく、網で捕まえても手で虫かごに入れるのは勇気のいることでした。


蝶と言えば綺麗とか華やかとかのイメージで語られることが多く、確かにひらひらと舞っているところを見ると素直に目を奪われますが、よくよく顔を見ると、実は結構不気味だったりします。
特にあの蜜を吸うための口はあり得ません。
まあ、虫の口は蚊や蝿にしても何かを吸ったり舐めたりするのが便利なように出来ているので仕方ありませんが、でも、口をぐるぐる巻いているなんて。。。やっぱりあり得ませんよね。


蜂は怖いです。
蜂に遭遇したら逃げるしかありません。
人間は素手で対抗する術は無いからです。
じっとしていれば刺されないと言う説もありますが、私にはあの不気味な羽音のする中でじっとしていることなど出来ません。
息を凝らし、なるべく音を立てず、急激な動作をせずに、何気ない振る舞いで、なおかつ可能な限りの早さで(出来ればすり足で)その場を離れるようにしています。

蜘蛛


蜘蛛はねぇ。。。
ハエトリグモはまだ愛嬌のあるところがあります。
小さな体でちょこちょこと駆け回ったり、ぴょーーんと跳ねたり。
あのうっとうしい蜘蛛の巣を張らないところもポイントを稼いでいます。
でも、蜘蛛はねぇ。。。



東京に住んでいると、虫と言えばあの黒いゴキや羽虫くらいしか普段は見かけませんが、河原や植物園などに出かけてちょっと注意深く草むらなどを観察すると、結構色々な虫を見つけることが出来ます。
虫の苦手な方も、生まれたばかりのバッタなどを見つけたときは、よくよく観察すると結構可愛かったりします。